1つに依存しないで飛躍する

2021.11.02

会社を経営していくうえでは、何か1つに依存しないことが重要です。以下、例を見ていきましょう。

 

●取引先は、1つに依存しない
独立開業した当初は、以前所属していた会社から仕事をもらっている方が多いのですが、私たちは今の状態のうちに、とにかく次の柱となる取引先を作っていくようアドバイスしています。売上も仕入も、仮に相手が超大企業だったとしても、どこか1社に頼り切るのは、会社の存続性を考えるとあまりにもリスクが高いと思います。うまくいっているうちから最悪の場合を想定して、取引先を分散しておくことが必要です。

 

●商品やサービスは、1つに依存しない
商品やサービスを1つに依存してしまうのも、変化の速い現在の状況を考えると非常にリスクが高いと思います。極端な話、代替品の登場や技術革新などで、ある日を境に自社の商品やサービスが全く売れなくなってしまう可能性もあります。今の商品やサービスが売れているうちに、次の柱となる商品やサービスを作っていく必要があります。

どのように商品やサービスを作っていけばいいのかは、変化に対応することで飛躍するを参照してください。

 

●会社運営は、1人に依存しない
開業した当初は、できる営業(その多くは経営者)が1人で売上の大部分を稼ぎ出しているものです。しかし、なぜ売れるのかの理由を分析し、そのノウハウを仕組化していかなければ、この先の大きな飛躍は期待できません。営業1人に依存した組織体制から脱却し、組織的に売上を上げていく仕組みを構築することが必要となります。

 

 

HIYAKUでは通常の税務顧問サービスに加えて、経営が良くなるための具体的なアクションを明確にし、その実現をサポートしています。経営にPDCAサイクルを取り入れ、良い会社にしていきたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。